2012年6月のひとRiごと



2012年06月13日
20:37 今年は天体ショーが多く、なんかロマンチックな雰囲気になれる機会が多いです。しかし、日食や月食と違って現象の日時を特定できない天体ショーもあり得ます。それは超新星爆発です。超新星といっても、星の最期の死に際の大爆発の事です。その星はオリオン座のベテルギウス。地球からの距離は640光年。広い宇宙にあっては、庭先みたいな近さです。そんなベテルギウスの生涯は99.9%が過ぎたと言われています。1000万年の寿命のうち、残り0.1%は1万年という事になります。つまり、今後1万年以内に死を迎える運命です。オリオン座は冬の星座ですから今、北半球では夜には見えませんが、爆発を起こせば昼間の空でも光って見える事でしょう。この超新星爆発の余地ですが、爆発前の素粒子・ニュートリノを捉える事によって33時間前の余地が可能だそうです。その施設は我が国が誇る岐阜県のスーパーカミオカンデです。心配される爆発による宇宙船の被害予想ですが、自転軸からの方向が僅かにズレていて、地球上はセーフだそうです。安心て、天体ショーを待ち望みましょう。
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